単にスピードだけではなく、前半のポジション取り、先行力も問われる中距離戦。
それを末脚で覆すには、32-33秒台の末脚が問われるだけに時計も計算に入れながら軸馬の選定を行わなければならない。
ある程度遅いペースで進むレースだけに、ひときわ目立つ末脚を使わなければいけないのがこのレースの肝心なところ。
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大阪杯最終結論◎ワグネリアン
昨年はやや時計が掛かる馬場で、2分1秒台の時計で決着。
勝ち馬アルアイン、2着キセキは先行脚質のタイプでワグネリアンは中団からレースを進めて3着。
トラックバイアス強い馬場の中で、結果を残したワグネリアンを改めて評価したい。
昨年秋、天皇賞・秋とJCでそれぞれ5着、3着とまずまずの結果を残したが求めるものはやはり二つ目のタイトル。
ダービー、神戸新聞杯と結果を残したレースは基本的にペースが緩むもの。
昨年の大阪杯で36.4-35.5のペースで好走見せたように、やはり本質的には前半36秒台から自身37秒台で追走するレースが合う。
今年の出走メンバーから言えば、そう速く飛ばす馬も見当たらない。頭数も少ないレースで、末脚を溜めておきたい馬が揃っているので前半36秒台のレースを想定。
昨年の大阪杯3着時は神戸新聞杯からの参戦で、この時の前半38.8秒とやや遅いペース。
今年はJCからの参戦でJCの前半時計が36.9。馬場が重たい中で、時計がある程度掛かったレースでこの時計は合格点と言える。
前半厳しい時計を経験している中長距離タイプが台頭しやすく、今年の有力馬でこれに該当するのはワグネリアン。
ダービーや神戸新聞杯で見せたようにロングスパート適性あり。
前半緩い流れから後半グッと速くなるレースに強いのは流石ダービー馬と言わんばかり。
好不調がはっきりしているタイプで、凡走時に見せるラスト1F12秒台は今回は見せなかった。
長めの距離でしっかり追って、最後まで伸び切った一週間前、二週間前追い切りから状態は絶好調に近いと見る。
“このままでは終われない”、陣営の並々ならぬ思いも好走を後押しすると見た。
世代屈指のスピードホースに本命託す。
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