前年覇者インティ、根岸S覇者モズアスコットが人気を分け合う形となった。
確かに“やや物足りない”といったところがあるインティ、ダート二戦目のモズアスコットで人気を分け合うのでは当然か。不安要素それぞれ抱える中で、どちらを選択するかで痛い目を見そうな気がしてならぬ。
この両馬を見ながらも、第三の馬を軸にレースを攻略したい。
人気サイドが抱えるリスクよりも、人気薄の大駆けにベット。
中央競馬ランキング
↑フェブラリーSの対抗馬はこちら
↑完全無料メルマガです! 是非、登録よろしくお願い致します。
フェブラリーステークス週半ばの予想記事は以下になります。
フェブラリーステークス2020予想 モズアスコットの不安点は…?
フェブラリーS最終結論◎ワイドファラオ
昨年のインティは駆け上がるようにこの舞台を制した。二着にはかつてこのレースを制し、実績を積んだゴールドドリーム。
ここまでは順当。しかし、一方で当ブログが注目したのが、三着人気薄ユラノトの存在だ。
このユラノトは前走根岸Sで二着に好走していたが当日フェブラリーSでは8番人気と低評価。
根岸Sの覇者コパノキッキングが4番人気だったことを考えれば非常に軽視された存在だったことは確か。根岸Sで勝ち負けを演じた二頭が、当日のマイルを舞台にしたレースで3着と5着という逆転現象が起きたこの結果をレースの本質だと捉えたい。
ユラノトの前走根岸Sは35.8-35.9というペース配分で、コパノキッキングが36.2-35.4。
先行脚質のユラノトと後方待機で末脚を活かすコパノキッキングが刻んだペースの違いが当日の結果に大きな歪みを生んだのではないかと推測。
例年、根岸Sで36秒台の前半から34秒台の時計で最後走れば、後方待機勢は十二分に馬券内に入れる。コパノキッキングが敗れた原因の一つはこの時計が不十分である点であり、ユラノトが好走した理由はこの時計がGⅠらしい厳しいペースと酷似している点だったと考える。
それを踏まえて今年の根岸S、勝ったモズアスコットは36.3-34.7という追走時計で優勝と本番に直結しやすい時計で勝ち上がったことが分かる。
ただし、これは一番人気に推される馬。人気に推される馬だけはあるなという印象でこれだけでは馬券攻略は上手くいくまい。
この根岸Sで前年人気薄で激走したユラノト同様にイーブンペースで走った実力馬、ワイドファラオに目を向けたい。
ワイドファラオは初ダートのユニコーンSを33.9-37.1で快勝。その後は古馬戦線で苦しみながらも、前走根岸Sで5着に健闘。その時の追走時計が35.7-35.5。
ユラノト同様にイーブンペース程度、当日のフェブラリーSに近い時計を出せる要素があるワイドファラオがこのマイルの舞台で巻き返す公算が高いと見た。
みやこSでは自身35.6-38.5を刻み、厳しいペースながらも5着に健闘。レースペースが35秒台時の好走歴が芝時代でも多く、スローペースよりもハイペース向きの同馬が根岸Sよりもペースが厳しいものになりそうな本番で巻き返すと想定。
GⅠらしい厳しいペースを演出すればするほど、この馬にとって追い風になる。
スローや追いかける競馬では自身の持ち味、底力が活かされない。レース前のコメントからもインティよりも前に行く宣言があるなら、堂々全力を出せる。
本命はワイドファラオ。得意のマイル、速い追走時計を苦にしないハイペース巧者がこの大舞台で堂々力を発揮する。
中央競馬ランキング
↑フェブラリーSの本命候補馬はこちら
↑twitterフォローよろしくお願い致します。