昨年の春秋マイル王者にして、スプリンターズSの覇者グランアレグリアは階級を変えて今シーズンは中距離路線へ。
スプリント路線に再び空位となった王者の座を目指して18頭が集った。
中京1200M、左回りの電撃6Fの適性は如何に。
攻略のカギを握るのは、別距離路線組の取捨と見る。
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高松宮記念 結論◎インディチャンプ
一昨年の春秋マイル王インディチャンプを見直したい。
前走、前々走と敗れはしたがこれはそれぞれに理由ありと見てこの本番で覆すと予想。
本命推奨はインディチャンプとしたい。
昨年、グランアレグリアが初距離にしてこの舞台で2着。
阪急杯からの参戦となったダイアトニックも3着とそれぞれ結果を残した。
降着になったものの、クリノガウディーも東京新聞杯で結果を残し阪急杯経由でこの舞台へ。
阪神C、阪急杯から経由した馬が昨年は活躍した背景を考えたい。
例年、阪急杯とシルクロードSが主流で、それにオーシャンSを加えたのが高松宮記念のステップ。
傾向上ではシルクロードSも強いがこれは同じ距離スプリント戦という部分もある。
1400Mという距離ながらも主要ステップとなっている阪急杯組の取捨が最も重要と位置付ける。
昨年こそ大活躍の阪急杯組だが、一昨年は2着レッツゴードンキと3着ロジクライはそれぞれ6着、8着という結果。
昨年と一昨年の違いはそれぞれレースペースで、昨年は34.1-34.8の後傾気味の構成。
一昨年は34.4-34.6とイーブンペース気味の構成。
ラスト3Fの差比較で言えば、
昨年は11.3 – 11.6 – 11.9
一昨年は11.3 – 11.3 – 12.0
と余力十分の切れ味勝負だった一昨年が本番と直結しなかったのはうなずける内容。
今年の阪急杯はラスト3Fが11.2 – 10.8 – 11.8という構成で、一昨年と内容が近い。
消耗戦というよりも、キレ勝負という具合で上位陣よりもこのレースで力を発揮できなかった馬を改めて見直したい次第だ。
インディチャンプは昨年の阪神Cで3着、阪急杯で4着とそれぞれ結果を出せていないが、これはペースが緩いレースが続いたため。
阪神Cのラスト3Fが11.3 – 11.4 – 11.6という構成でラストそこまで落ち込ず前々有利だった展開を考慮すると、中団から差してきたインディチャンプの走りが光る。
阪急杯にしても11.2 – 10.8 – 11.8という構成ではそう簡単に後ろから差すことは難しいだろう。
スプリント戦故に前々で競馬することは中々難しいだろうが、消耗戦に弱いタイプではない。
安田記念、マイルCSと連勝して見せたその走りから言えば、本番で結果を出す感じで緩いペースで走らされる方が良くないはず。
阪神C、阪急杯の比較で言えば本番により近いのはペースが速かった阪神Cの方。
それでも阪急杯34.0-33.8、阪神C34.0-34.3という構成ではまだまだ遅いぐらい。
インディチャンプが末脚を活かす展開になるにはもう少しペースが上がることが理想と考える。
スプリント決戦、本番でもやはり先行したいレシステンシアがどれだけペースを上げるかかが鍵。
少なくとも前哨戦のように緩いペースにならないと踏んで、阪急杯組の序列が変わると予想しインディチャンプを上位とした。
本命推奨はインディチャンプ。
春秋マイル王の新しい勲章はスプリント王。ペース激化で自慢の末脚活かす。
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