今年のきさらぎ賞は少頭数。東スポ杯で後続を引き離した2着のアルジャンナが中心の一頭になるだろうが、果たしてその信頼度は…?
注目の武豊騎乗のギベルティの弱点とは…?
当レースに狙いを定めて勝負調教を施された馬は…?
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きさらぎ賞2020予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | アルジャンナ | 1.8 |
2 | ギベルティ | 4.4 |
3 | グランレイ | 5.2 |
4 | サトノゴールド | 5.6 |
5 | ストーンリッジ | 11.7 |
6 | トゥルーヴィル | 15.4 |
一番人気想定はアルジャンナ。このレースに有力馬を送り込む池江厩舎、前走の内容から恐らく人気が集中すると想定。
注目はギベルティ。一戦一勝という戦績ながらも期待込みで人気を背負う。
朝日杯で強烈な追い込み見せたグランレイ。札幌2歳S2着のサトノゴールドら重賞実績馬と人気を分け合う形で人気を形成。アルジャンナ以下の戦いも注目の一戦。
一番人気アルジャンナの評価は?
コントレイルに敗れはしたが、東京スポーツ杯2歳Sで後続を引き離したアルジャンナ。
今週のきさらぎ賞の中心的存在になることは間違いないが、その評価は如何に。
アルジャンナの前走東スポ杯2着は価値がない?
一言で表せば、“過剰評価”。重賞で好走を演じたという意味では人気を背負うべき存在だろうが、前走の評価はそれよりも下駄をはかせるべきものではない。
アルジャンナの時計は、勝ち馬コントレイルに及ばなかったものの1分45秒台と非常に速いもの。
しかしこれは当日時計が速い馬場で行われたものによる産物で、古馬クラスとの時計比較、過去の東スポ杯勝ち馬基準で見た場合そこまで傑出したレベルの走りは見せていない。
中には“例年の勝ち馬相当にある”程度に考えている人もいるだろうが、それは違う。
当ブログの現時点での評価は、例年の勝ち馬より劣るレベルというもの。
コントレイルそのものはこのレース基準で言えばワグネリアン以上の評価を与えても良いが、アルジャンナに関して言えば例年の勝ち馬にすら及ばないという計算。
何が言いたいかと言うと、コントレイルが圧倒的に強かっただけのレース。
距離延長、舞台替わり、これから伸びしろや今回の少頭数から考えて軸馬に据えるのも良しではあるが、馬の強さという観点から全く隙がないわけではない。
東スポ杯と違う時計設定。京都の馬場にどう挑む?
前走、2歳のコントレイルが走った時計が1分44秒台という破格の速さ。
加えて新馬戦は野芝の阪神で二戦とも速い時計でのキャリアを形成している点が少し気にかかる。
今の淀の芝は時計が掛かる外差し馬場。33秒台の末脚勝負というよりかは、34-5台の時計勝負になる点がやはり気になる。
当レースに例年有力馬を送り込む池江厩舎。エースクラスのアルジャンナをここへ投入してクラシックを目論む厩舎の算段通りに行くかどうか。
武豊騎乗ギベルティの弱点は…?
前走、中山の新馬戦で快勝したオルフェーヴル産駒ギベルティ。
ゴドルフィン期待の一戦一勝馬が重賞挑戦。実績馬相手でも想定二番人気。
前走中山の新馬戦ということもあってか、時計は平凡。しかし終始スキのなしの競馬で快勝した内容からまだまだ奥が深そうという印象も受けさせる。
ギベルティの新馬戦時計不足が気になる?勝ちっぷりだけで人気を集めている
一方で、基準時計を上回らない走破時計がやはり気になる。
前走の基準時計が後半60秒台、ギベルティ自身もその程度の走破時計。
前半時計も基準程度に走っている点を踏まえると、後半時計はもっと速くても良かった。
新馬戦の快勝も、これは相手が弱かったと考えても良い。
この新馬戦2着のブライドグルーム、3着のラストエクセルも次走で結果を残せていない点を見るに、やはり低レベルな新馬戦だったと判断せざるを得ない。
重賞挑戦へ。伸びしろはどれぐらい残しているか?
基準時計通りの競馬を展開した一頭という意味では、重賞への伸びしろがあったとしてもどこまで走れるのかという疑問が浮かぶ。
勝ちっぷりは確かに素晴らしいが、それだけで人気しているのであれば危険な人気馬に映る。
もしこの馬から買うならば、これを覆す決定的証明が必要。
このレースで勝負気配。勝負調教で挑む馬は…?
前走は厳しい競馬を展開してきた一頭。高いレースレベルから例年の勝ち馬クラスの水準があったので、負けたのは勝負のあや。
陣営期待の素質馬という点がヒシヒシと伝わる一頭だけにクラシック路線で勝負したいと考えているはず。適性的にもここで勝負。
ハードなトレーニングで一杯に仕上げた陣営の勝負調教馬。
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