“国難”とも言える状況下、何とか日本ダービーまで休みなく開催出来た。
無観客という異例の開催条件で始まった今春のGⅠシリーズもフィナーレが近い。
レースを彩る観客の存在がないのは寂しい限りだが、競馬そのものの面白さが味わえるだけ幸せという状況だろう。
関係者にとっては一区切りのレース。
ダービーが終わって、またダービーを目指す戦いが始まる。
飽くなき挑戦こそが次代のスターホースを創る。
大一番、日本ダービーの予想を今週は全力で。
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思い出のダービーは98年、勝ち馬スペシャルウィーク。
人に愛され人を愛した馬です。
スター性のある生い立ち・経歴、90年代を代表する名馬でしたね。
【日本ダービー2020予想】予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | コントレイル | 1.5 |
2 | サリオス | 3.2 |
3 | サトノフラッグ | 8.3 |
4 | ワーケア | 13.6 |
5 | ガロアクリーク | 30.4 |
6 | ヴェルトライゼンデ | 37.1 |
7 | アルジャンナ | 48.5 |
8 | ダーリントンホール | 51.3 |
9 | ビターエンダー | 56.6 |
10 | ディープボンド | 70.6 |
11 | サトノインプレッサ | 75.1 |
12 | ヴァルコス | 78.9 |
13 | マイラプソディ | 87.8 |
皐月賞組がやはり人気の中心になるだろう。
青葉賞勝ち馬オーソリティが怪我で離脱。京都新聞杯勝ち馬ディープボンドは皐月賞の内容から言えば、好走難しいと判断され人気はそこまであがらない。
コントレイルVSサリオスのマッチレース見せられて、ダービーでもその戦いをと想像するファンも多いはず。二強に人気は集中すると予想。
コントレイルの強さ…陣営の狙いは?
ホープフル→皐月賞と連勝果たしたコントレイル。
サリオスとの真っ向勝負を大外から撫で切った内容からやはり一番人気を背負うのはこの馬が妥当だろう。
コントレイルの強さは“経験”。
陣営が先々を見据えたキャリアを選択した三戦目のホープフルSが分岐点。
二戦目の東スポ杯では前々で速い時計を記録。そこからレースの選択を先々見据えて中山2000Mを選択した。
折り合い面での不安が多少なりともあればやはり長い距離はもたない。そこで選んだレースの選択が良かった。
皐月賞は速い流れを無理についていかずマイペース。一本調子のスピードタイプならこの流れに乗る形になるが、キャリア四戦目で既にそれは見られなかった。
三冠意識する器。それをアシストする関係者の準備が結実するか。
まともなら勝つのはこの馬だが、警戒しているのは体調面。
ホープフルS→皐月賞ローテが気になる。直行ローテから叩き二戦目での上昇度がそれほどないという点は昨年のサートゥルナーリアの走りから見ても明白だろう。
未知の世界、サリオスの逆襲の目は…?
皐月賞でマッチレースを進めた二頭はレースの運びがそれぞれ違っていた点が特徴。
マイル路線を歩んできたサリオス、途中からダービー意識し中距離路線を歩んだコントレイル。皐月賞でのレースの進め方は、サリオスがポジショニング確保から速め抜け出しを画策しようとするのとは対照的に、コントレイルは外から一気に瞬発力を見せて豪快に差し切った。
サリオスはスピード競馬を展開してもそれについていくだけの先行力がある。
朝日杯FSでハイペースで逃げたビアンフェを叩き落としたその内容からハイペース巧者の側面がやはり強い。コントレイルに比べると速いペースのレース経験持ち合わせていたサリオスにとって皐月賞の速い流れに合ったと見るのが妥当。
コントレイルに対してのアドバンテージを有していたと見るのが皐月賞の見解で、距離延長、末脚勝負の東京2400Mが舞台で同様の競馬を展開できるかが課題。
日本ダービーで台頭する穴馬は…?
今回、日本ダービーで台頭すると考える穴馬は前走の時計価値が高いあの馬。
例年、好走したり好走しなかったりと中々判断難しいレースからの参戦となるが、今年この馬が走った時計内容は過去の好走馬の好走水準を満たすものだった。
ペース厳しい皐月賞組がペース変わるダービーでどういった走りを展開するかが課題で、今年のメンバー構成なら別路線組の台頭も十二分に余地がある。
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