過去のオークスの傾向は35秒台と速いペースを刻む。
距離が2400Mという長さにも関わらず、ペースの速さがこの牝馬限定の世代戦の特徴だ。
桜花賞とのリンクはやはりこのペースの速さだろう。
折り合いがつけば、距離も持つ。問題はやはりこのペースへの対応力。
それに見合う馬を本命に推奨する。
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オークス 最終結論◎デゼル
スイートピーＳの勝ち馬デゼルがオークスで最高のパフォーマンス見せる。
前走の内容は非常に素晴らしいもので、大外から一気に末脚を伸ばしたその内容を高く評価したい。
折り合いに不安なし、自身の走りは前半37秒台で推移している点から考えて相当扱いやすい馬と見ている。
前走の上がり32秒台、前々走は34.4という時計をそれぞれ記録。
クラスが上がっても上がり時計で二位以下を引き離すその末脚はデアリングタクトにも劣らないと見た。前走推定推定5F57秒台という驚異的なスパート力が最大の魅力。
良馬場開催のオークス、距離延長でも折り合いに不安がないタイプならその末脚の威力は十二分に発揮されると考えた。
前年のスイートピーＳの覇者カレンブーケドールよりも速い時計、それも速いペースで推移した中でじっくり構えての勝利という内容は価値が高い。
オークスのペースが基本的に35-35程度の推移。デゼルが二戦共経験したレースペースがこれに近い形であるという点から考えて、オークス適性は高いと見る。
速い上がりを出せるのは先行勢が速い時計を刻んでいる時でも変わらず出せる。先行勢がある程度速いペースを刻んでもそれに追いつくだけの長く良い脚を持っているのが最大の強み。
打倒デアリングタクトを見据えるならやはり一番手はこの馬、デゼルを挙げたい。
折り合いに不安あるクラヴァシュドール、スマイルカナといった馬はペースが速いレースで結果を出してきたタイプでオークスで巻き返すとは考えにくい。
それなら、桜花賞組以外から本命をチョイスしたい。
本命はデゼル。キャリア二戦も、桜花賞馬デアリングタクトに負けないパフォーマンスを府中2400Ｍで見せると予想。新星登場、無敗の樫の女王誕生に期待したい。
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