今週の日曜日はマイラーズカップとフローラSというGⅡ二本立て。
次週が天皇賞(春)なので、今週は一つ箸休めとも言うべき週になりそうだが、予想としては一点攻勢をかけたいと考えている。
素晴らしいレースだった皐月賞。コントレイルVSサリオスの攻防を見て何も感じなかったわけじゃない。力と力のぶつかり合い、これぞクラシックレースという戦いに感動させられた。
競馬がどれほど素晴らしいものかを改めて感じさせるレースだったことは確かで、熱を再び取り戻したことは言うまでもない。
“最高の準備”をしたうえで、今週も予想に取り組む。
自分に納得のいく数字を見つけ出してそのうえで結論を出す。
今週も渾身の予想ぶつける。
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【フローラステークス2020予想オッズ】
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | スカイグルーヴ | 1.7 |
2 | レッドルレーヴ | 4.1 |
3 | ホウオウピースフル | 4.8 |
4 | フアナ | 15.8 |
5 | アカノニジュウイチ | 16.4 |
6 | ウインマリリン | 26.2 |
オークストライアルの位置付けフローラステークス。
今週から開幕週の東京に舞台を移して三歳牝馬の熱い戦いが繰り広げられる。
桜花賞馬デアリングタクトの快勝から他路線の第三の馬台頭も期待されるだけに、その最右翼であるフローラSは注目しておきたい。
一番人気想定はスカイグルーヴ
京成杯2着と牡馬相手に堂々競馬を展開してみせたスカイグルーヴが人気を集める。
前走はクリスタルブラックの強襲にあい惜しくも敗れたが、初めての中山で牡馬相手という点を考慮すれば情状酌量の余地ありだろう。
新馬戦で快勝した舞台がこの東京2000Mという点もあってか前走からの巻き返し期待されるはず。クラブ所属ということもあってか当日は相当に人気を集めそうだ。
二番人気は良血レッドルレーヴ
前走フラワーC2着と格上挑戦でも結果を残したレッドルレーヴ。
桜花賞よりもフローラSを選択し、早々とこの春の最大目標をオークスへと切り替えた。
マイルというよりかは長い距離でこそというタイプだけに、本番に直結するようなレースを期待したい。
全兄にランフォザローゼスがいるように、東京で長い直線での競馬を見てみたい。
巻き返しはかるホウオウピースフル
人気を集めながらも前走で期待を裏切ったホウオウピースフル。
マイル戦の速い流れが合わなかったか、百日草特別ほどの強さを発揮できなかった。
デビュー戦、百日草特別と遅いペースでのレースが続いただけに中距離でこそか。
前走が経験に変われば巻き返し期待できるがどうか。
【フローラステークス2020予想】問われるものは…?
東京芝2000M、スタートしてすぐにコーナーという特異な条件。
加えて開幕週ということもあってか問われるのは純粋に先行力。
昨年の優勝馬ウィクトーリアは前走500万下で前半36秒台の流れを作り出し勝利。
緩い流れよりも、厳しいペースを経験しているタイプが良い。
東京開催で走ってきた馬であれば、前半36秒台-後半34秒台前半の時計構成が一つの基準。
末脚勝負で猛然と追い込むタイプは行き足がつかないので前半置いて行かれるケースがあり、後半の巻き返しでは時すでに遅しとなる。
速すぎてもダメで遅すぎてもダメ~絶妙なペース配分が鍵
前半36~37秒台のレースになるケースが多いので、これに近いレース構成を経験している点が鍵になる。
昨年優勝したウィクトーリアは前走で36.5-34.6という時計で勝ち上がってきた。
2着に好走したシャドウディーヴァは前半37秒台から上がり33秒台の末脚を繰り出した実績がある馬だった。
3着のジョディーはクイーンC、赤松賞も前半36秒台からの速い上がりを好走してきたタイプ。
昨年の好走を演じた三頭の共通点は好走レンジが凡そ36-37秒台といったところで、惜しくも及ばなかったフェアリーポルカやパッシングスルーらは消耗戦に近いレースでの好走歴が前走実績だった。
“先行有利”という点もあろうが、速いペースから速い上がりという時計構成は変わらないので上がり時計も注視してみておきたい。瞬発力勝負が基本路線。
スカイグルーヴは二戦ともそれほどペースが速くないレースを経験
速い上がりという意味では初戦で見せたように、不安点を感じさせないが、基本的にそれほど傑出したレースペースを作り出していないのがスカイグルーヴの不安点。
それでも二戦連続37秒台前半の時計を繰り出す操縦性は魅力的。恐らく当日でも馬券圏内に入ってくる可能性は高い。
馬場を大きく味方につけるその走りから言えば、人気に応える可能性は高いが、過去の好走馬と比較しても傑出した時計を出しているわけではない。
ただ、何かに出し抜かれる可能性も十二分に考慮するべきだろうが…。
レッドルレーヴは消耗戦に適性…?瞬発力課題
瞬発力という点ではやはりスカイグルーヴは不安点それほど感じさせない。
一方でここ二戦中山で連続好走見せているレッドルレーヴは瞬発力勝負を仕掛けられると分が悪いように映る。
2着に好走したフラワーC36.7-36.3というペースで、未勝利戦でも36.4-37という時計構成。
初戦こそ38.5-34.2というペースを追い込んできたが、本質的に速い時計から速い上がりを出すレースではまだまだ未知数。
スカイグルーヴの初戦が37-34というペースだけに、そのレースと比較すればこのレースでの適性はやや不安に映る。
少なくとも時計の根拠見え辛いので、当日の予想で本命にすることはないでしょう。馬連まで望むのは難しいと判断している。
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