今週は日曜日に前哨戦二つ。中山のスプリングS、阪神の長距離戦阪神大賞典。
祝日金曜日はフラワーCという日程で重賞見所ありといったところ。
三歳戦で最も重要なポイントは少ない戦績から本質的な適性を探ること。
加えてレースレベルがクラス平均を突破しているか否かが焦点になる。
比較的得意としている二歳戦、三歳戦だけに勝負レースはやはりスプリングSになるだろうか。
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スプリングステークス2020予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | ヴェルトライゼンデ | 1.7 |
2 | ファルコニア | 4 |
3 | サクセッション | 4.1 |
4 | アオイクレアトール | 10.6 |
5 | ココロノトウダイ | 10.8 |
6 | シルバーエース | 19.9 |
三頭に人気が絞られそうな構成。
ホープフルSで健闘したヴェルトライゼンデ、前走OP勝ちサクセッション、小回り巧者ファルコニアらが人気続いて三強オッズを形成しそうだ。
人気を集めるヴェルトライゼンデの信頼度は?
速い上がりを経験していないヴェルトライゼンデにとって、このレースはある意味試練。
逆に言えば経験を得るチャンスとも言える。
圧倒的一番人気想定されるスプリングSだが、懸念点はやはりそこだけ。
速い上がりに対してどういうアクションを見せるかという不安点を克服できれば、あとは自ずと結果が出てくる。
人気を集める形になるが、恐らく裏切る可能性は非常に低いと見た。
理由は、このメンバーの中でも屈指のハイレベルな経験を持ち合わせている点。
横綱相撲で堂々競馬を展開すると予想。やはりこの馬が中心。
非凡な才能サクセッションの取捨は?
サクセッションは前走のジュニアCで先行策からの押し切り。
中山二戦二勝と好相性の小回りコースでの競馬で重賞でも期待できる内容を伺わせた。
課題をあげるとすれば、この距離での競馬。マイル戦線がピッタリ合いそうな馬だけに、距離延長で同じように折り合いがつくかどうかがポイント。
加えて敗れたデイリー杯2歳Sのように、キレ勝負になると分が悪い面があるので出来れば持久戦が理想な点が課題に挙げられる。
中山1800Mという舞台だけに、展開によってはキレ問われるケースもありえるだけにそこがポイントになりそうだ。
不気味な存在?レベルの高い走り見せるアオイクレアトール
前走レースレベルの高い走りを見せているアオイクレアトール。
条件戦で敗れはしたが、キレ勝負の中で先行して粘る持ち味が魅力。
上がり上位勝負でも十分に対抗できる非凡な能力が最大の魅力で、重賞挑戦となる今回でも十分結果が見込めそうな素質を感じさせる。
条件戦程度であればいつでも勝ち抜け出来る馬。
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【先週の回顧】金鯱賞~不甲斐なし…成功の後に失敗を繰り返してはいけない
競馬予想において重要なことは、妙味を求めることだろうか?
いや高い確率を求めることこそが最も重要だと当ブログでは説いてきた。
高い確率があれば、妙味は後からでもついてくる。というコンセプトなので少し矛盾した予想を展開したのかもしれない。
一方で人間の欲は、その妙味にどうもアンテナを張ってしまう傾向があるものだ。
先週の金鯱賞の予想記事では、サートゥルナーリアを信頼し二、三番手の馬のスキを突きたいと書いたので、素直にサートゥルナーリアから行って紐荒れ狙いでも予想は成立したのだ。
しかし邪念がどうしても打ち払えなかった。サートゥルナーリアに続く二番手の馬を指名して、予想の役に立ってもらおうという前提が大部分だったが、それよりも何より妙味を期待した指名を意識してしまった節がある。
客観性に欠ける、恣意が入り込んだ予想だったのかもしれない。
それがまさに人間の弱さ、いや自分の弱さ。
あってはならぬ恣意的感情は今までの分析を無に帰する。
今までのデータアナリティクスとは何だったのか、という疑問があってはならない予想を展開してははいけない。
先週は強さを改めて見せたが、今週は一転してまた弱さを見せてしまった。
3月は苦難の連続。自分との戦いに勝っては負けてを繰り返す愚行をお届けしてしまった。
まだまだ残されたレースを大事に予想し、自分を取り戻すこと。
一年通じればいつかは現れるこの自分との戦いに必ず勝ちたいと強く思っています。
今週も引き続きよろしくお願い致します。
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