今週も土日で重賞4つと盛沢山。
日曜日の金鯱賞、フィリーズレビューといったレースが勝負レースになるだろうが、そこは分析次第。現時点でやはり格の高い金鯱賞を考えているが、配当を考えればフィリーズレビューも一考。注目度の高い金鯱賞こそ予想したいのだが…どうか。
何にせよ、土曜日のファルコンSも含めて楽しみな週末。
コロナの影響で心の底から楽しむといった具合ではないが、予想は全力を尽くしたい。
まずは、競馬が行われること自体に感謝したいと思います。
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↑金鯱賞、この舞台にぴったりの馬は…馬名は人気ブログランキングに掲載中。
【金鯱賞2020予想】予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | サートゥルナーリア | 1.5 |
2 | ロードマイウェイ | 4.2 |
3 | ラストドラフト | 6.3 |
4 | ギベオン | 16.4 |
5 | ニシノデイジー | 17.4 |
6 | サトノガーネット | 20.9 |
7 | ソウルスターリング | 34.4 |
8 | ダイワキャグニー | 38.1 |
9 | サトノソルタス | 40.7 |
サートゥルナーリア一番人気想定。昨年の有馬記念では名誉挽回を賭けた一戦で、積極的な競馬を仕掛けて負けて強しの2着。
勿論、リスグラシューに大差をつけられはしたがハイレベルな争いであったことは間違いない。この舞台、このメンバーであれば改めて主役クラスの走りを期待できる。
二番人気は現在5連勝中のロードマイウェイ。
連勝中勢いそのままにこの舞台へ挑戦する昇り馬。連勝の中身濃く、後半トータルで速い時計を出せる優れた競走馬。
距離伸びても変わらず優れた時計を維持できるのが強み。
金鯱賞独特のゆったりしたペースからの瞬発力勝負でどこまで走れるかが鍵。
前走AJCCで不利ありながらも見どころありの末脚見せたラストドラフト。
三番人気想定。同舞台の中日新聞杯で2着に好走している点を見るに、この舞台への適性は十二分にありそうだ。
厳しいペースよりも、ゆったりとしたペースで末脚勝負をさせた方が良い。
ポイントは前走で仕上げに仕上げた中で状態をどこまで維持できるかといったところ。
サートゥルナーリアを巡る戦いであることは間違いなさそうだ。
馬券のポイントとしては、サートゥルナーリアの適性を見極めて、どういった位置付けでこの人気馬を処理するかだろう。
サートゥルナーリア分析~金鯱賞の舞台問題なし
サートゥルナーリアの左回り不安説?
人気が集中予想されるサートゥルナーリアの懸念点はやはり左回り。
府中で走った日本ダービー、天皇賞・秋とそれぞれ不甲斐ない結果に終わった点から左回りの不安説を考えているのだろう。
しかし当ブログでは、左回りそのものが問題だったのではなく、時計への適性そのものが問題だったのだと考えている。
サートゥルナーリアが東京で走る条件は恐らく限定的
府中で走った二戦はそれぞれペースの速いレース。
それも厳しい瞬発力勝負を強いられたレースで、サートゥルナーリアにとって時計への限界を露呈させた二戦だったと考えている。
確かに阪神で上がり32秒台を出しはしたが、東京で出す上がり32秒台とはまた別物の話。
加えて同じ左回りというだけで、中京と東京を同じにすることはできない。
まずこの二場は時計設定が違う。厳しい時計勝負をトータルで仕掛けられる東京と、前半ゆったり進み後半も均一なスピードを要求される中京では求められるものが微妙に違ってくる。
例えばオーシャンブルーは東京で行われたアルゼンチン共和国杯で敗れた後、暮れの金鯱賞で好走を演じてみせた。東京と中京が密接にリンクしているというのであれば、オーシャンブルーは東京で好走を演じられたはず。
この一例から凡走した要因が左回り云々出ないことが明白である以上は、サートゥルナーリアにとって左回りが絶対的に苦手だと決めつけるにはエビデンス不足に感じる。
サートゥルナーリアは時計が掛かる馬場ならペース不問
ホープフルSでは自身前半38秒台という時計で走り優勝、神戸新聞杯では37秒台。
キャリアで最も着順を落とした天皇賞・秋では自身36秒フラットという自身のキャリアで最も追走時計の速さを問われた一戦で自身の適性を表した。
昨年の金鯱賞でダノンプレミアムが37秒台フラットの時計でレースを進めた点を考えるに、ペースが緩みやすいこの金鯱賞では時計的な面で不安要素はないと見る。
仮に追走時計が速くとも後半時計がそこまで極端に速くない馬場設定の中京であれば、恐らく東京で見せた姿とは別物のサートゥルナーリアを見せることができるはず。
金鯱賞の重要度高まる
スーパーGⅡと化している金鯱賞、ここ二年のレイティングの高さは目を見張るものがある。前年のダノンプレミアム、リスグラシューの参戦もさることながら、スワーヴリチャード、サトノダイヤモンドといった超一線級の参戦もあった一昨年。
有力馬が春の中距離戦線を見据えてこの時期に使うレースとして金鯱賞を選ぶケースが増えてきた。
レースレベルそのものも上昇中。
今年はGⅠ戦線主力クラスとなるとサートゥルナーリア一頭だけの参戦となったが、ここ二年通り今年もハイレベルな競馬を要求されることは間違いない。
【先週の回顧】弥生賞◎オーソリティは3着も…理想の実現
先週日曜日に行われた弥生賞で、当ブログが打った印は◎オーソリティ。
“渾身の予想”をしたので、結果に悔いなし。
しかし、3着ではやはり結果としては不満が残る。
このブログのまず一旦の目標は2着以内確保。
単複の回収率という指標、特に単勝という指標は実際にそこまで重要視しておらず、あくまで連対率で勝負したいと考えている。
“高い馬券圏内率”というコンセプトは、あくまで大まかなもの。
突き詰めていくと、目指すべきものは“高い連対率”。
その理由は当ブログは買い目を提供しないことにある。
何故買い目を提供しないか?
それは買い目を提供しなくても馬券で儲かる仕組みを作りたいから他ならない。
仮に工夫されて買い目で大きな利益を得たとしてもそれは一時的なものでしかなく、いわゆる馬券が上手いという競馬予想は目指していない。
言い方は悪いが競走馬の本質を捉えない競馬攻略法はあまり考えていない。
その最たる例がインサイダー情報ではあるが、これに馬券の買い方なるものも対象に含んでいる。
◎の精度が高ければ、馬券の買い方は元来考えなくても良いのではないか?
◎の精度が高ければ、インサイダー情報に依存する必要性はないのではないか?
自分一人で予想を成り立たせることこそが最も重要なこと。
故に、小手先のテクニックにあまり興味がない。
根底にこの考えがあるからこそ、◎の精度にはこだわりを見せてブログを展開している。
土曜日のチューリップ賞◎クラヴァシュドールは、そういう意味で結果を残せたという判断。
人気が集中したレシステンシアを軽視し、馬連配当2,680円にありつくことが出来た。
これこそが、言ってしまえば理想なのだと考えている。
阪神JFで本命に推したレシステンシアを、チューリップ賞で軽視する。
競馬予想はその時々で変化させ、柔軟性を見せることなのだろう。
競走馬の本質を見極めて、流れていく時間、舞台設定をどのように予想に加味させていくか。これこそが、当ブログの大きな強み。
先週は弥生賞の失敗とチューリップ賞の成功という結果に終わった。
しかし、成功と失敗が同居するようでは、予想はまだまだということ。
高い確率で馬券圏内を維持することは、つまりは調子の波があってはならないということに等しいからだ。
無論、失敗は未来の成功に向けての投資であることには変わりないので、必要性は非常に高いことは間違いない。
“失敗を失敗で終わらせない”ことが一番重要。
それを繰り返すことで、最終的には目指すべきものに辿り着くと確信している。
仕事も競馬も本質的に一緒です。
失敗の多さこそが、さらに自分を強くさせるんだと考えています。
単なる競馬予想ブログというよりかは、まさに自分の成長記録のような意味合いも持つブログになってしまうが、それも含めて楽しんでみて頂けると幸いです。
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