『出世レース』名高い当レース、今年も有力牝馬がこの舞台に登場。
新馬戦を5馬身ぶっちぎったルーツドール、重賞戦線での実績光るサンクテュエール。
二頭の牝馬に焦点集まるが、ここではあえて他の馬から入ることで二強決戦の決断を下さない。
シンザン記念2020最終結論◎オーマイダーリン
当レースが出世レースたる所以は、トータルでの時計の速さが問われる点。
新馬戦や未勝利戦よりも時計はグッと速くなる傾向強く、前半60秒台を切る時計構成でかつ後半時計は差し馬基準で58秒台の時計を要求される。
ポイントは追走時計が速くなっても同じようにキレを維持できるかどうかというペース耐性。
後方待機にも一定のスタミナ消費を要求する消耗戦とも言うべき当レースで問われるのは、遅いペースからの機動力やスピードではなく、底力そのもの。
本命はペース適性あり、後半時計に自信ありのオーマイダーリン。
初戦でスローペースから良いところなく終わったオーマイダーリンは二戦目で変わり身を見せた。
初戦の前半3Fが36.8で二戦目が35.4。一秒以上の時計短縮があった中でパフォーマンスをグッと上昇させたレース内容が光る。
初戦がスローペースへの適性が問われた形で3着に後塵を拝したがこれは本来の姿とはまた違う。
二戦目のハイパフォーマンスこそが本来の適性ならやはり本質的に厳しいペースで活きる血統だと考察。
また、二戦目が凡そ58.8秒程度の上がり時計を記録している点から、上がり3Fに特化したタイプではなく長く良い脚を使うタイプと見た。
最後まで末脚が伸びる点、ペース適性で秀でている点から加味してここは本命としたい。
この京都外回り、差し馬に乗せれば他の誰よりも上手い武豊が鞍上なのは心強い。
衝撃のデビュー、対抗評価ルーツドール
初戦で33秒台の時計を記録したルーツドール。
デビュー戦としては異色の好時計、加えて厳しいペースを先行策から押し切った内容はやはり素晴らしいの一言。
時計面、伸びしろを加味すれば評価しないわけにはいくまい。
厳しいペースへの適性を見せたデビュー戦から、恐らくここでも適性を見せて能力発揮すると予想。
シンザン記念2020予想最終見解
◎オーマイダーリン
○ルーツドール
▲プリンスリターン
△タガノビューティー
△サンクテュエール
△ヴァルナ
明日のフェアリーSの本命予定馬は…
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