今週は春競馬のフィナーレ・宝塚記念。
阪神2200M内回りで行われる当レース、問われるのはやはりこの特異なコースに対応するための適性だろう。
金鯱賞勝ち馬サートゥルナーリアを筆頭に、大阪杯の牝馬二頭が人気を形成する。
勝負を分けるのはやはり適性?サートゥルナーリアを中心に徹底分析。
中央競馬ランキング
↑宝塚記念の現時点での本命予定馬はこちら
前走敗れはしたがこれは適性の差。この舞台変わりで追走時計速くなる可能性高く、一気に突き抜けるシーンを想像。
【宝塚記念2020予想】予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | サートゥルナーリア | 1.8 |
2 | ラッキーライラック | 3.6 |
3 | クロノジェネシス | 6.4 |
4 | ブラストワンピース | 12.5 |
5 | グローリーヴェイズ | 19.5 |
6 | キセキ | 23.6 |
7 | ワグネリアン | 27.1 |
8 | スティッフェリオ | 64.7 |
9 | カデナ | 80.5 |
10 | ダンビュライト | 86.4 |
海外遠征がコロナの影響で中止せざるを得なくなった事情から、有力馬がこの舞台に集結。豪華メンバーが集った今年の宝塚記念。
好走分けるのはやはり適性。宝塚記念の例年の速いペースにどこまで対応できるかが焦点になる。
一番人気想定はサートゥルナーリア
前走の金鯱賞で他馬を圧倒。昨年の皐月賞馬サートゥルナーリアが現時点で一番人気。
小回り巧者で、昨年の皐月賞、一昨年のホープフルSを制し、有馬記念でも2着に好走。厳しいハイペースを追いかけて三歳世代の面目躍如を見せたその走りから今年の飛躍を期待させる一頭。
当初は香港遠征を予定していたが、コロナウィルスの影響で春の最大目標を宝塚記念にシフト。ホープフルS→皐月賞という直行ローテを連勝した実績もあり、間隔をあけたほうが良いタイプではあるのでこのローテはさほど嫌う要素としては薄い。
二番人気想定・大阪杯の覇者ラッキーライラックは充実一途
昨年のエリザベス女王杯の覇者で、今年の大阪杯優勝馬ラッキーライラックは充実一途の時期を迎えている。
昨年のエリザベス女王杯では超スローペースを上がり32秒台の鬼脚で差し切り勝ち。
香港ヴァーズでも2着に健闘し、今春の大阪杯では三つ目のGⅠタイトル奪取。
充実一途、安定感抜群のラッキーライラックが恐らく宝塚記念では二番人気と予想。
鞍上には追える騎手デムーロ。エリザベス女王杯と同じ距離で開催される宝塚記念でどんな競馬を見せるか。
三番人気想定クロノジェネシス
秋華賞で悲願のタイトルを勝ち取った4歳牝馬クロノジェネシス。
エリザベス女王杯こそ一息ついたが、今年初戦の京都記念では他馬を圧倒する競馬で快勝。
馬場不問。安定感抜群のその走りから今回も好走期待される。
前走大阪杯では敗れはしたが、惜しい2着。
外枠から好位3番手追走。勝負所で上がっていき、最後はラッキーライラックの瞬発力にねじ伏せられた。
宝塚記念に舞台を移す。今回1F延長で大阪杯と条件代わり。ラッキーライラックに雪辱なるかが見どころ。
サートゥルナーリアの適性は?不安点は…
小回りコース実績抜群、一瞬のキレで他馬を置き去りにするサートゥルナーリア。
昨年の天皇賞・秋こそ崩れはしたが、これは時計の問題が大きかったと推察。
宝塚記念では時計掛かり気味になるので大崩れはないと見る。
サートゥルナーリアは小回り向き?外回り向き?
父ロードカナロア、母シーザリオという超良血馬サートゥルナーリア。
単純に小回りが得意という話ではなく、その適性は明白。
小回り巧者という印象はあくまでホープフルS、皐月賞連勝のイメージで基本的に外回りでも走れる馬ではある。
実際に神戸新聞杯では後続を突き放す内容で圧勝。阪神の長い直線を苦にせず、速い上がりにも対応したこのレースを見るに、外回りに全く適性がないとは言い辛い。
サートゥルナーリアの得意条件は?
最も得意な条件は、小回り外回りという概念よりもどちらかと言えばスローペース。
敗れたダービー、天皇賞・秋にしても前半時計が速めに推移したレース。
長く良い脚を求められたとき、一瞬のキレだけでは対応できない脆さがこの馬にはある。
自身が最も高いレベルを示したレース、神戸新聞杯と金鯱賞はそれぞれ前半37秒台のペース。先行してそこから一段上のキレを見せつけるのが必勝パターン故に、ペースが激しくなり自分の競馬が出来なくなると大きく崩れる。
サートゥルナーリアの不安要素は?
小回りコースの安定感、ペースが速くなっても大きく崩れなかった有馬記念を見る限り、やはり直線は短いほうが好ましい。
リスグラシューに完敗した有馬記念を見る限り、使える脚が限られているのは明白。
速いペースで推移した皐月賞でも最後ヴェロックスを交わすのに手間取った点を見るに、やはり不安要素は速いペースで流れた時。
例年の宝塚記念はペースが速く前半35秒台が基本路線。
小回り故に大きく崩れることはないだろうが、このレースのペース傾向は必ずしも歓迎の口ではあるまい。
中間でも抜群の時計を見せている点から考慮して、連絡みの可能性は非常に高そうだが頭を確実に取るかと言われたらまだまだ払拭できない要素があるのは事実。
超えるべき壁、前哨戦金鯱賞のように楽な競馬が出来るわけではない。
一番人気想定サートゥルナーリアの不安要素はレースの流れに対する適性と分析。
中央競馬ランキング
↑宝塚記念の現時点での本命予定馬はこちら
前走敗れはしたがこれは適性の差。この舞台変わりで追走時計速くなる可能性高く、一気に突き抜けるシーンを想像。
↑twitterフォローよろしくお願い致します。