昨年の春秋マイル王、スプリンターズSの覇者グランアレグリアがオッズ的にも一強ムード。
前走大阪杯こそ敗れはしたが、コントレイルやサリオス、レイパパレといった強敵相手に重馬場では仕方あるまい。
再び舞台を東京マイルに移しての参戦。
ここで問われるのは当然スピードだろうが、そこは問題なしといったところだろうか。
気になる点があるとすれば、距離短縮後の一戦だろう。追走時計部分のみ。
中間から速い時計を出す展開で構成される時計内容が特徴のこの舞台。
適性に合う馬を本命としたい。
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ヴィクトリアマイル 結論◎マジックキャッスル
本命推奨はマジックキャッスル。
前走阪神牝馬Sはデゼルに屈したものの、前々走愛知杯優勝、秋華賞2着の実績がある。
この追走時計が速い舞台、中間からグッと速くなるVMの時計構成もピッタリ合うと見て本命とした。
前走、阪神牝馬Sは上がり32秒台の速い時計構成。
後方から差し込んできたデゼル、マジックキャッスルの末脚が光った一戦だったが、上位に見るのはマジックキャッスルの方。
評価しているのは中距離戦のハイレベルな戦いを経てこの舞台へ挑んできた部分。
愛知杯はクビ差でランブリングアレーを差し切ったが、キャリアで初めて中間から速い時計を刻んだ中距離戦で勝ち切ったこの一戦を高く評価したい。
愛知杯→阪神牝馬Sと連戦で中間から速いラップ刻むレースで好走を演じたことから、恐らくこの強さは本物と予想。
厳しいペース刻んで敗れた桜花賞から一転、秋の充実からここまでのキャリアは成長の証。
秋華賞でデアリングタクトに迫ったその末脚は実力の片鱗だったと感じる。
VMのここ二年の前半-中間-後半の時計構成は33秒台二回、34秒台。
昨年はアーモンドアイ、一昨年はノームコアが勝利で二年連続中距離路線を中心に戦ってきた馬の活躍が目立つ。
厳しいペースを刻む当レースで必要な要素は中距離で厳しいペースを刻んで耐えてきたか、あるいは上がり33秒台の時計を出した経験があるかどうか。
この二点に当てはまる馬が今回のメンバーで言えばマジックキャッスルだと判断した。
中間3F35秒台の時計刻んだ愛知杯。前半緩いペースで中盤速い流れになった阪神牝馬Sといったレースでの走りが目立つ。
特に目を引くのが愛知杯で、このレースは自身36-35-35という構成で時計を刻んだこのレースの経験が大きい。
グランアレグリアは確かに強いが、マイルCS→大阪杯とやや特異な競馬を展開した点が気になる。
一発逆転なら力をつけてきた上がり馬。それもクラシック戦線で戦ってきたマジックキャッスルが浮上してくるだろう。
打倒グランアレグリア一番手、その候補にマジックキャッスルを推奨。
名門国枝厩舎、名手戸崎圭太の布陣で理想の調整過程で挑むGⅠ、初制覇期待したい。
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