今週から安田記念まで東京GⅠ開催。
NHKマイルカップ、ヴィクトリアマイルとマイル戦がここから続く。
大荒れもある二戦だけに、資金をどこまで使うかやや考えてしまうところ。
一頭一頭丁寧な分析を忘れないこと。それが何よりの攻略の糸口。
流れ取戻しつつある今、再び最高の予想を提供したい。
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【NHKマイルカップ予想2020】予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | レシステンシア | 2.6 |
2 | タイセイビジョン | 3.7 |
3 | サトノインプレッサ | 3.7 |
4 | ルフトシュトローム | 5.2 |
5 | サクセッション | 20.9 |
6 | ギルデッドミラー | 29.6 |
7 | シャインガーネット | 30.5 |
8 | ラウダシオン | 36.3 |
混戦模様も有力馬の参戦でおもしろくなりそうな今年のNHKマイルカップ。
桜花賞、NZT、アーリントンカップ、毎日杯と人気上位陣はそれぞれ結果を出してここへ参戦。実力伯仲の一戦だけに楽しみ。
一番人気想定レシステンシアの弱点は…?
桜花賞2着、阪神JF勝ち馬のレシステンシア。出走馬で唯一のGⅠウイナー、実績十分といったところで恐らく当日は一番人気に推されるだろう。
逃げ・先行といったところで、番手でも競馬が出来るのが強み。
ハイペースを先行してそのまま押し切る競馬が自身のスタイルで、後続に如何に脚を使わせるかが鍵。ペースを演出する立場で切れ味勝負に持ち込まれると脆い。
チューリップ賞で圧倒的な支持を集めながらも最後に阪神JFの二頭に屈したのは、やはりキレ負けの部分が大きい。
デビューから三連勝の中身を紐解けば、上がりが掛かり気味で後続に脚を使わせる展開でこそ輝きを見せる点も見過ごせない。
舞台は東京マイル。長い直線が鍵になるが、必ずしも切れ味勝負といった具合にはならないこの舞台でどこまで戦えるかが焦点だろう。
毎日杯優勝サトノインプレッサの懸念点は…?
武豊騎乗で参戦するサトノインプレッサ。毎日杯を鮮やかに勝ち上がり、三連勝でこの舞台に参戦してくる。
ディープインパクト産駒、母サプレザという良血。
三連勝全てで上がり最速を決めているだけに、当日も人気を集めるはず。
懸念点は三連勝の中身がいずれも時計の掛かる馬場だった点。
いずれの勝利も35秒台付近の時計という点から考えて、”重たい馬場”に適性があるのではないかという考え、あるいはそういった馬場でこそ強いのではないかという点が懸念点。
前走は重賞戦線の常連アルジャンナに完勝。その点を考慮すれば実力は十二分に備わっていると感じるが…?高速馬場舞台のNHKマイルカップでどこまでポテンシャルを発揮できるかが焦点。
安定感抜群タイセイビジョン
前走アーリントンカップを快勝したタイセイビジョン。
朝日杯FSでもサリオスの2着に好走するなど、デビューから完全連対中の安定株。
京王杯2歳Sを見る限り、高速馬場に対する適性は問題なし。
問題点があるとすれば、前走アーリントンカップの内容。
消耗戦気味のラップタイムの構成で、ある程度キレも要求されるNHKマイルカップでどこまでパフォーマンス伸ばせるかがポイント。
マイルの経験はこれまで阪神の二戦、いずれも先行勢が厳しいペースを仕掛けてのレースで消耗戦に対する適性問われる点で結果を出している点が気になる。
大舞台NHKマイルカップでどこまで瞬発力を使えるかが焦点となる。
無敗の三連勝ルフトシュトローム
デビューから三連勝中、前走NZTでは大外から一気に勝負を決したルフトシュトローム。
三連勝いずれも上がり最速の末脚自慢。キンシャサノキセキ産駒、良いスピードを持った素質馬。
前走の勝ち方は相当なインパクト強かったが、問題はその時計。
前半かなり速いペースで推移して、後半も後続勢は速い時計を使っての決着。
どちらかと言えば、本番寄りの時計構成とは言えないこのNZTをどう評価するか。
確かに時計は速かったし勝ち馬の内容は素晴らしかったが、過去の前例を見る限りそれほどNHKマイルカップと通じる内容とは言い難かった点だろう。
NHKマイルカップで問われるものとは…?
この東京マイルで問われるのはずばり、末脚の威力。
高速馬場、東京マイルという点から考慮して最終的には予想を構築したい。
ハイペースに負けない末脚の威力
マイル戦線を勝ち上がってきた馬よりも、中距離戦線で結果を残してきた馬の活躍が目立つ当レース。
一方で結果を残せなかった馬もいる中距離路線の馬、その違いは末脚の威力。
トータル3Fで速い末脚を使える馬はいるが、トータル5Fで速い末脚を使える馬はそうそうにいない。
過去、当レースで凡走した馬の多くが中距離戦線独特の遅い流れから上がり3Fのみの勝負で結果を出してきたタイプ。
狙いたいのはどちらかと言えば、5Fで速いタイプ。
ハイペースになりやすい当レースで問われるのは追走力ではなく、後半一気に勝負を決められる末脚の確かさ。先行勢が厳しいペースを刻んでも自身ゆったりしたペースを刻んで巻き返せるタイプがこの舞台で結果を残せる。
NHKマイルカップで結果を残せるタイプは…?
以上の点を踏まえて、今年のNHKマイルカップで四強で最も適性が合うと感じたのは…
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前走内容がやはり素晴らしいと感じる。確かな末脚、トータルで速い時計を出せるこの馬の強さが恐らく際立つ一戦となると予想。
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