今週の重賞は弥生賞とチューリップ賞というトライアル重賞。
加えて土曜日には高松宮記念の前哨戦オーシャンS開催。
三重賞という状況下で、今週もやはり無観客での開催。
予想に手心を加えるわけではないがどこか違和感ありながらも今週もしっかりと予想を構築していく。
恐らく勝負レースは弥生賞になる。
土曜日のチューリップ賞はまだ未定。
中央競馬ランキング
↑弥生賞の現時点での本命予定馬はこちら
前走は追走時計に課題があった一戦。良い経験という意味では十二分に収穫があっただろう。
【弥生賞2020予想】予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | ワーケア | 1.8 |
2 | サトノフラッグ | 3.5 |
3 | オーソリティ | 5.7 |
4 | ブラックホール | 10.2 |
5 | ウインカーネリアン | 27.4 |
6 | パンサラッサ | 31.9 |
皐月賞トライアルといった位置付けになるレースではあるが、ここ最近はどうも頭数が揃わない。
有力馬を送り込むトップブリーダーの影響を年ごとに感じさせる。あるいはローテーションの劇的な変化、本番に直行する形でのクラシックロード戦線が主流になってくるか。
ワーケアの巻き返し?舞台設定変わる一戦
ルメール騎乗のワーケアが恐らく想定一番人気。
ホープフルSではコントレイルと人気を二分したが、3着に後れをとった。
相手関係から言えば、ホープフルSよりかはかなり楽になる印象もあってかここでは人気を背負う存在になるはず。ルメール騎乗、ノーザンFのハーツクライ産駒の登場。ダービーを意識すれば負けられない一戦となりそうだ。
前走ホープフルSはコントレイルにとっては理想的なもの。
ある程度の追走時計要求される中で問われたのは前後半の時計の優秀さ。
ワーケアにとってはこれが大きな壁。前半時計で厳しい流れを経験してこなかった点と、末脚一辺倒という競馬こそがまさに弱みであった。
このレースで問われるのはホープフルSと違い、器用さよりも粗削りな部分。
末脚そのものと表現しても良いレースで、どっちつかずのタイプこそが危うい。
後半58秒台の時計を持つワーケアは追走時計が遅い中でもその時計を維持できるタイプ。
この点が弥生賞では適性的に向いていると感じさせる。
サトノフラッグは時計不足をどう解消するか?
連勝中のディープインパクト産駒サトノフラッグ。
武豊騎乗、二走連続快勝という印象ではこの馬の二番人気に落ち着きそうだ。
ここ二走の内容は確か素晴らしいものがあるが、前走は時計的に言えばもう一つ。
末脚トータルでの勝負よりも、ポジショニングや持久力で制するタイプ。
故に初戦のキレ勝負で敗れたが、キレ問われる二戦では全く違う姿を見せた。
ここでもそういう競馬になれば…と思うが、良馬場のキレ勝負でどこまで?
オーソリティの適性は?ゆったりしたペース合う。
前走人気を背負いながらも5着。ホープフルSでは良いところがなかったオーソリティ。
逃げ馬が前半36秒台で逃げた前走、オーソリティ自身は37秒台の時計で追走。
デビュー以来二連勝した内容のいずれもゆったりとしたペースでの追走で、GⅠらしいペースが合わなかった公算が高い。
芙蓉Sの勝ちっぷりから見て、恐らく遅い流れからの瞬発力勝負を武器にするタイプ。
上りがある程度出せる馬場なら巻き返し合っても不思議ではあるまい。
後半時計の優秀さという意味では、やはり芙蓉Sは光る。
【先週の回顧】予想理論の見直しが必要…やはり自分との戦い
中山記念◎インディチャンプということで、結果という意味では言い訳のしようがなし。
ウインブライト低評価、ラッキーライラックを高評価までのロジックは良かったが、そこから先が生み出せない。三月の逆風スタートは大いに危機感を持っている。
端的に言えば“迷い”が出ているのも事実。
ある程度のところまで予想が進んでも、これだという閃きが思い浮かばない。
論理的思考がある一定のところで止まってしまうということは、やはり何かが足りない。
そういうレースはそもそもやらないで“見”することが理想なのだろうが、そもそも数字を見つめて客観的目線が完璧ならば、理論上苦手なレースなど存在するはずがない。
それが苦手なレースや不的中を生み出さない根拠であるならば、自分の予想はまだまだ未熟だということ。不的中、大変申し訳ありませんでした。
競馬予想はやはり自分との戦いだ。
常に“客観的”と言い続けていながらも、いつも主観が邪魔してくる。
どこかでこの馬を買いたいという動機で、肯定の材料を探しているのではないか…という気持ちがあってはならないが、それがどうしても予想に入り込んでしまうときがある。
自分にとっての競馬予想は、自分が直感的に買いたいと思ったインスピレーションとの戦い、自分を否定することから始まっていく。
精神的なタフさはもちろん必要だろうが、自分にとって最も必要なことは、自分自身の過去の考えと対峙して負けないこと。
大きな悩みを抱えて、三月の競馬はスタートした。
完璧でないから完璧を追い求める、それを改めて再認識した三月は良薬口に苦しをモットーに再び立ち上がる。外れて悔しくないわけがない。忸怩たる思い、臥薪嘗胆。全てが最後の最後で自分に返ってくるので、今は耐え忍ぶ時。
中央競馬ランキング
↑弥生賞の現時点での本命予定馬はこちら
↑twitterフォローよろしくお願い致します。