今週はいよいよ有馬記念。例年以上の豪華メンバーで非常に楽しみな一戦となる。
競馬関係者だけでなく、競馬ファンにとっても一年間の総決算。
持っている力を全てぶつけて全力で予想したい。
【有馬記念】予想オッズ
1 | アーモンドアイ | 1.8 |
2 | リスグラシュー | 5.6 |
3 | サートゥルナーリア | 7 |
4 | ワールドプレミア | 8.4 |
5 | フィエールマン | 13.1 |
6 | スワーヴリチャード | 15.1 |
7 | ヴェロックス | 16.5 |
8 | キセキ | 16.5 |
9 | レイデオロ | 41.5 |
10 | アエロリット | 44.3 |
一番人気想定はアーモンドアイ
予想オッズでは恐らくアーモンドアイが抜けた一番人気となりそうだ。
前走の衝撃、実績面から言えばこの豪華メンバーといえど支持される可能性は相当高い。
いかにも直線の長いコース向きに思えるが、能力面でカバーすると判断して人気は集中すると考える。
香港遠征の予定から一転して有馬記念へ電撃参戦。体調面はそれほど問題視するべきものではないので、当日は安心してみていられるはず。
GⅠ三勝馬リスグラシュー
二番人気はリスグラシュー。今シーズンの活躍から考えれば、恐らく二番手評価が妥当だろう。
前走コックスプレートのみならず、宝塚記念の快勝ぶりを見るに本格化した印象も受ける。
引退レース、最初で最後のアーモンドアイとの対決だけに予想以上に対抗予想が集まるはず。
逆襲期待、サートゥルナーリア
三番人気はサートゥルナーリア。
前走の天皇賞・秋では人気になりながらも6着と結果を残せなかった。その点から近走結果を残している二頭と比較すれば、人気面で劣ると見られる。
一方で前々走の神戸新聞杯の圧勝、右回り中山での実績から考えてこのレースで巻き返す可能性は非常に高い。
【有馬記念】前走レース傾向
前走レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
菊花賞G1 | 4- 1- 1- 5/11 | 36.4% | 45.5% | 54.5% |
JCG1 | 3- 4- 7-47/61 | 4.9% | 11.5% | 23.0% |
天皇賞秋G1 | 1- 1- 0-10/12 | 8.3% | 16.7% | 16.7% |
凱旋門G1 | 1- 0- 1- 2/ 4 | 25.0% | 25.0% | 50.0% |
アルゼンHG2 | 1- 0- 0- 6/ 7 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
エリザベG1 | 0- 2- 0-13/15 | 0.0% | 13.3% | 13.3% |
金鯱賞G2 | 0- 2- 0-13/15 | 0.0% | 13.3% | 13.3% |
中日新聞HG3 | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
ステイヤG2 | 0- 0- 0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
福島記念HG3 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
宝塚記念G1 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
朝日チャHG3 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
鳴尾記念G3 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
チャレンG3 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走レース傾向では菊花賞組が好成績
長距離路線という親和性から考えて、やはり前走菊花賞組は好成績。
ペース配分的にも37秒台以上の前半時計から構成される有馬記念と菊花賞のリンクは高い。
問題は3000M以上に特化しているステイヤー気質と、中距離路線から好走を演じてきたタイプ。
当然ながら後者の好走率高く、一線級での中距離戦に対する好走歴が求められる。
今年の菊花賞はワールドプレミアとヴェロックスの参戦。勢いに乗る前者と、中山で巻き返し図る後者。好走期待したい。
【有馬記念】枠順データ
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 2- 2- 1-14/19 | 10.5% | 21.1% | 26.3% |
2枠 | 1- 2- 0-16/19 | 5.3% | 15.8% | 15.8% |
3枠 | 1- 2- 1-14/18 | 5.6% | 16.7% | 22.2% |
4枠 | 2- 2- 0-16/20 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
5枠 | 1- 1- 3-15/20 | 5.0% | 10.0% | 25.0% |
6枠 | 2- 1- 2-15/20 | 10.0% | 15.0% | 25.0% |
7枠 | 1- 0- 2-17/20 | 5.0% | 5.0% | 15.0% |
8枠 | 0- 0- 1-19/20 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
7・8枠は厳しい戦い
例年の傾向では外枠不利。昨年こそ、シュヴァルグランが3着に好走を演じて見せたが基本的には全滅だった8枠に人気馬が入れば特に注意したい。
極端な前崩れでもあれば話は別だが、想定ペースが落ち着くならば外枠は嫌いたい次第だ。
個人的な印象では内枠よりかは中枠でレースを展開したい。極端な枠でごちゃつくよりかはスムーズに外に出せる方が好ましい。
【有馬記念2019予想】まとめ
- アーモンドアイに人気が集中する可能性が高い
- リスグラシュー二番人気想定
- サートゥルナーリア中山で復活期待
- 8枠は圧倒的不利。7枠までは許容範囲内。
以上を踏まえて有馬記念現時点での本命候補は…
中央競馬ランキング
↑馬名はランキング内に表示中。
【朝日杯フューチュリティステークス2019予想】回顧
前半から厳しいペースを刻んだ本命◎ビアンフェ。キレ負けで結果を残せないことを恐れてのペース配分、先週のレシステンシアの例もあってレース展開はかなり厳しいものになった。
距離不安があった馬だけに最後はガス欠。となれば、これが限界だったということだろう。
勝ったサリオスはグラスワンダーの如く圧倒的な能力を示した。
例年の朝日杯FS以上の勝ちっぷりだけにその評価は非常に高いもの予想される。
来年のクラシックが楽しみな一頭。ハーツクライ産駒だけに将来性にも期待できる。
馬券は当然ビアンフェが敗れたので不的中。良いレースを展開してくれたが、距離が悪かったか。
距離短縮での走りを期待したい。
↑twitterフォローよろしくお願い致します。