競馬予想をする上で、重要視しているものは?
データアナリティクスとは一体何なのか?
このブログの特色は?
今回の記事ではこのブログの説明、及び予想方法を簡単に解説致します。
競馬予想で重要視しているものは?
これは人それぞれ、多岐にわたる。
例えば人によってはパドックを重視したり、VTR分析を重視したり…自分が最も勝てるだろうと考えているもので勝負している。
中国の鄧小平の言葉を引用するならば、
“白猫であれ黒猫であれ、鼠を捕るのが良い猫である”
なので、どの予想術を選択したとしても、勝てる予想が最も優れた選択。
無論、人は合理的判断でのみ動くものではない。
例えば市場においては最も優れて最も安い商品が売れる、と考えるのが普通。
しかし、実際に蓋を開けてみれば消費者は経済的合理判断を捨てて違う商品を選択することがある。そこにはマーケティング、ブランディング、複合的要素が絡み合って消費者行動が決定される。
それは競馬予想方法も一緒。
一見、合理的理由によって選択されたメソッドも、実際は入り口が入りやすいからだとかわかりやすいからだとかという点で行われている可能性が高い。
かつて、私も一緒だった。
“数字が走るわけではなく、生き物が走る”
若かりし頃はそう考えていた。
多くの人々が行っているように、競走馬を観察し、調教見て…当たり前の予想方法を実践していた。それはそれで勝てるのだろうが、どこかで限界を感じていた。
アナログ予想術からの脱却
アナログ的手法の限界。
生き物が走るから観察をする。
しかし、それは主観が支配する、ブレが生じる予想方法。
その主観は一定であり、精神状況に左右されないと言い切れるか?
その答えはノー。
物を作るのと違って、人は一時の感情に左右されて判断を行う。どこか客観的に見ようと意識してもその時々で恣意的感情が支配されないとは言い切れない。
伝統工芸品や卓越した技術を用いた人々は、感情が追いつく前に、手が覚えている。
したがって少々の感情の起伏があったとして商品の出来栄えに大きな影響を及ばさない。
競馬予想は違う。
アナログ的予想を行い続ければ、常に勝った負けたを繰り返し続ける。
それは人の恣意的判断が、その時々で合理的判断や理由を覆し続けるからだ。
アナログによる競馬予想は技術ではない。手が覚えるものではなく思考を中心とした、人間が織りなす偶発的産物に近い。
それでは競馬予想で勝ち組に居続けることは難しい。
データ競馬予想法の確立
データを否定していた根源は、競走馬は生き物だという固定観念からだ。
その固定観念が悪かった。その固定観念が、競馬予想の幅を狭めていた。
確かに競走馬は生き物だが、過去何十年と蓄積されたデータはやはり嘘をつかない。
データの使い方、取捨選択さえ適切に行えばこれ以上の予想理論はないと感じた。
生き物が走っているのではなく、数字が走っている。考え方は大きく転換した。
数字という根拠は、客観的な線引きが行うことが可能で、合理的判断を行いやすくなる。無論、人間なのでどこかで恣意的感情が挟まることは否めないが、アナログ的手法と比較すれば、その差は雲泥と言える。
競馬をビジネスとして考えるならば、投資対象としてどういった根拠を用意するか。
他人を納得させるためにどういったプレゼンをするか。
アナログ的手法ではそこが弱い。
データという客観的事実がなければ、少なくとも人は動かない。
職業柄、数字を取り扱う仕事をしているため、競馬におけるデータの取り扱いに戸惑いはなかった。競馬予想理論の構築に、それほどの時間を要しなかった。
データアナリティクスとは一体何なのか?
競馬のデータは、種類が多種多様とある。
時計、血統、調教…各分野の統計を駆使して競馬予想を展開する。
その統計をどのように駆使するかが勝負の分かれ目。
簡単に言えば、データA、データB、データCとあれば、データAの優先度を最も高くし、データBの優先度を中、データCを小と設定して予想を展開していくこと。
それをレースごとに設定し直して、過去から読み解いてプライオリティをつけるのがデータアナリティクスという手法。
また、データそのものを加工して、取捨選択も行う。
例外的事例、ベストプラクティス、時間をかけてデータの判別を行うのがデータアナリティクス競馬予想術。
このブログの目的は?
データの展開、通常のブログで公開されるデータとは違う切口で行う。
汎用的なデータはそれ自体に価値はなく、加工し精製されたものにこそ価値がある。
読者にとって有益とも言える情報の公開をモットーとし、そのデータを基に競馬予想に活用して頂くことを目的としている。
この業界でよく見られるインサイダー、いわゆる内部関係者の情報を必要とせず、自立した競馬予想手法によって競馬予想勝ち組へと導くのがこのブログのレゾンデートル。
新時代の競馬予想理論
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デジタル分野における競馬予想理論の発展は今後もハイスピードで成長し続ける。
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